インプレP&A
(IMPRESSION PARTS & ACCESSORY)

インプレ003 【レースレポート 2007富士チャレンジ200】


 去る10月28日、自転車雑誌「funride」が主催するレースイベント「富士チャレンジ200」が富士スピードウェイにて開催されました。今回は「いつかはレースや自転車のイベントに参加してみたいけど、レースってどんな感じなんだろう?」という方向けに、レポートをお届けします。レースやイベントの楽しさが伝われば幸いです。


朝日が登り始めます。
長く楽しい1日の始まりです。


選手受付でゼッケンや参加賞を受け
取ります。緊張も増してきました

当日は雲ひとつない日本晴れ!
富士山がきれいでした。
【レース場の雰囲気】
 ゲートが開くAM5:30には自転車を積んだ多くの参加者の車が(今回の参加者は3000名ほど)列をなし、AM6:30には選手受付が始まりました。この受付でICタグ(選手の周回数をカウントするチップ)、ゼッケンや参加賞を受け取ります。
 参加選手にはピットが割り当てられ、休憩やチーム耐久レースの選手交代がここで行われます。ピット前はまるで巨大な駅前駐輪場のごとく自転車が並んでいます。
 またピット外には自転車メーカーのブースやパーツ販売のテントが立ち並び、新モデルの試乗や無料の自転車点検なども受けられ、レース以外にも楽しみが多いです。特に最近のイベントでは地元の方々の暖かいおもてなしが多く、今回も地元小山町で採れた材料で作られたお汁粉などが振舞われました(めちゃ美味しかった!)。今回はサーキットを使用したレースですが、公道を使用するレースなどでは、地元の皆さんが声援をおくって下さるなど、地元と一体となったイベントが増えてきているのも特徴のひとつです。

選手が待機するピットの風景。

ピット前は参加選手の自転車で
埋め尽くされます。

メーカーやショップのブースが
立ち並びます。

FELTのブース。

ピナレロのブース。

スコットのブース。

パーツの新商品なども展示が
されています。

グリコのブース。
サプリメントも豊富です。

筋力トレーニング機器、コンペックス
のブースです。体験もできます。

地元小山町のブース。暖かい
おもてなしが最高です。

お汁粉!。レースの後には甘い
もので体力が回復します。

地元のお米で作ったおこげ!
あんとからまって美味!
【レースの概要】
 レースや自転車イベントにもいろいろな種類がありますが、今回のレースはエンデューロと呼ばれる「長距離レース」の部類に入ります。ひとつのレースの中でもいくつかのカテゴリーに分かれており、下記の5つのレースが行われました。
@個人100km
 制限7時間以内に100kmを完走しそのタイムを競う。(1周4.5kmのコースを22周回)
A個人200km
 制限7時間以内に200kmを完走しそのタイムを競う。(1周4.5kmのコースを44周回)
Bチーム4時間耐久
 4〜6名でチームを組み、交代で走行し4時間で何周回できるかを競う。
Cチーム7時間耐久
 4〜6名でチームを組み、交代で走行し7時間で何周回できるかを競う。
Dキッズレース
 未就学児から年齢別に500m、1000m、1周(4.5km)を走行する。

キッズレースの模様。プロ選手が
先導します。

将来のトッププロがこの中から
生まれるかもしれません!


コースの状態。こんなコースを自転車
で走る機会はめったにありません。


約2000台の自転車が一斉に
コースを走行します。

第1コーナーからの下り。ここでは
時速60km/h以上になります。

完走めざして走り続けます。

【レース参加の装備】

@ウェア類
 ヘルメット、グローブは安全のため着用が義務付けられています。服装については特に決まりはありませんが、せっかくイベントに参加するならばウェアにもこだわりたいもの。ほとんどの選手が専用のジャージやレーパン(お尻の部分にパッドが入ったレーサーパンツ)を着用しています。またこの季節は走行中は暑いくらいですが、レース開始までの時間や休憩中は体が冷えないような工夫が必要です。そんな時に重宝するのがアームウォーマーやレッグウォーマー!。レースだけではなく、普段のサイクリングにも使えますので、1セットは持っていたいアイテムです。

Aパーツ類
 レース前には十分に体を温めておく必要があります。準備運動なしでいきなりスタートすると、完走はおろか体を壊してしまう危険性もあります。そんな時に役に立つのがローラー台です。レース開始前、30分程度はローラー台で体を温めておくことをお勧めします。ピットの中でもローラー台を使っている選手がほんとうに増えました。またローラー台はレースだけではなく、冬場や雨天時など、室内でのトレーニングでも使用しますので、レースに参加されない方でも1台は持っていたいですね。


アームウォーマーとレッグウォーマー
必需品です。


ローラー台は自宅でもレース会場
でも使える便利なアイテムです。

前輪には高さ調整用のパーツを設置
します。高さが3種類に変更できます

 レース中の走行速度や距離、周回数などが表示できるサイクルメーターは必需品と言っていいでしょう。またケイデンス(クランクの回転数)や、心拍数が表示できるタイプのサイクルメーターは、どの程度の負荷までなら自分の体が完走まで持ちこたえられるか?を知ることができ役立ちます。

 レース中の装備としては、万一のパンクに備え予備チューブ、タイヤレバー、ミニポンプを携行すると安心です。特にタイムを競うレースでは、瞬時にエアーが注入できるCO2ボンベが役にたちます。

心拍が測定できるサイクルメーター。
ラップ数も測定できます。

サドルバッグの中身。チューブ、レバ
ー、チェーンピン、ミニツールなど。


今回はCO2ボンベを携行。でも
使うことはありませんでした!


B補給食類
 長距離を走るレースでは、走行中に水分や食料の補給が必要になってきます。今回は水分とエネルギー補給が同時にできる「グリコCCD」、吸収速度が異なる3種類の糖質が長時間に渡ってエネルギーを供給できる「ウィダー・トリプルカーボ」、空腹を防ぐゼリー食や、走行中でも簡単に食べられる羊羹などを準備しました。走行中に空腹感に襲われるハンガーノックを避けるためにも、補給食や水分の選択は重要です。

今回の補給食
   


【レースの状況と結果】
 今回参加したのは個人100kmのカテゴリー。昨年のタイムを20分短縮することができました。しかしながらタイムや順位より、「走りきった!」という達成感を味わえるのが、レースの一番大きな魅力です。またチームで参加するカテゴリーならばその達成感を共有することができ、仲間どうしの絆がいっそう深まることでしょう。
 レースにもよりますが、プロの選手が招待されることもあります。今回のレースでは福島晋一選手、鈴木雷太選手などが参加されていました。トッププロの走行を間近で見ることができるのも、このようなレースの特典といえるでしょう。
 敷居の高いレースもありますが、最近はビギナー歓迎のレースが増えてきました。皆さんも一度レースやイベントに参加してみてはいかがですか?。自転車の楽しみ方の幅が広がりますよ!

今回ご紹介したウェアやパーツなどは、こちらをご覧下さい。

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